2021-03-09 第204回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
本計画につきましては、先ほど委員の方からもお話がありましたとおり、二〇一九年三月に文部科学省としましてILC計画に関する見解を示しているところでございますけれども、まず、素粒子物理学におけるヒッグス粒子の精密測定の重要性に関して一定の学術的意義を有するとともに、ILC計画がもたらす技術的研究の推進や立地地域への効果の可能性等が期待されるというものでございます。
本計画につきましては、先ほど委員の方からもお話がありましたとおり、二〇一九年三月に文部科学省としましてILC計画に関する見解を示しているところでございますけれども、まず、素粒子物理学におけるヒッグス粒子の精密測定の重要性に関して一定の学術的意義を有するとともに、ILC計画がもたらす技術的研究の推進や立地地域への効果の可能性等が期待されるというものでございます。
○萩生田国務大臣 ILC計画は、全長数十キロの直線上の加速器を造り、宇宙創成の謎の解明を目指す壮大な計画であり、素粒子物理学上の学術的意義を有するものであると認識しております。 KEKが国にILC準備研究所の予算を要求する前提として、準備研究所の組織機能や研究開発計画の妥当性、準備研究所に対する海外からの資金拠出を含んだ参加の見通しを得ることを条件としていることは承知しております。
また、世界の素粒子物理学における国際プロジェクト、国際リニアコライダー、ILCなどの誘致の話も地元では話題になっております。是非、研究機関の方にこの研究、科学技術の研究にも前へ進めていただきたいと、これは御要望になりますが、このことを要望いたしまして、私からの質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。
さらに、ILC計画については、日本学術会議の所見で課題等が指摘されている一方、素粒子物理学におけるヒッグス粒子の精密測定の重要性に関する一定の学術的意義を有するとともに、ILC計画がもたらす技術的研究の推進や立地地域への効果の可能性に鑑みまして、文部科学省はILC計画に関心を持って国際的な意見交換を継続するとの見解を示したところでございます。
この見解においては、先ほど申し上げたとおり、素粒子物理学におけるヒッグス粒子の精密測定の重要性に関する一定の学術的意義を有すると表明をさせていただいております。
一問目は、ちょっと質問じゃなく指摘だけにさせていただきますけれども、日本の素粒子物理学、理論においても世界のトップレベルにあります。ノーベル物理学賞の受賞者も湯川秀樹先生から七名を数える分野であります。非常に日本の研究界をリードする分野であると思います。
○国務大臣(平井卓也君) まず、多くの皆さんの理解と、やっぱり基礎研究の分野はこの素粒子物理学以外も実はたくさんの重要なものがありまして、実は最近、本庶先生の方からも、ライフサイエンスの分野の基礎研究の予算が少ないという、さんざん言われておりまして、はっきり言ってこの基礎研究に回せる予算をまずは私自身として確保できるように全力を尽くしていきたいというふうに思っております。
続きまして、基礎研究の一分野である素粒子物理学の研究に重要な役割を果たしている加速器についてお伺いをしたいと思います。 これは日本が得意とする基礎研究の分野、これ素粒子物理学ということは皆さん御承知だと思います。
素粒子物理学とかそういう話だけじゃなくて、ここからワールドワイドウエブというものが出てきましたし、物すごい派生技術が出てきた。
この中から、いわゆる素粒子物理学だけじゃなくて、いろいろな派生的な技術が発生している。(発言する者あり)まさにイノベーションの問題で、これは例えばCERNで出てきたのは、ワールドワイドウエブです。こういうのがそこで発明される。 私も知らなかったんですけれども、何でそういうものが派生するかというと、科学者たちが研究のためにいろいろな各地にいる。
この国際リニアコライダー計画の科学的意義につきましては、先生御指摘いただきましたとおり、質量の起源とされますヒッグス粒子という素粒子がございますが、その性質の詳細な解明によりまして素粒子物理学が新たな段階に進展することで、宇宙の創成の謎の解明につながることが期待をされてございます。
私も余り詳しくないんですけれども、一応、素粒子物理学にとっては物すごい大事な技術で、電子と陽電子をほとんど光の速度に近い速度でぶつけ合って、宇宙の起源を解明したり、いろいろな素粒子、新しい素粒子を解明したりするような技術なんですけれども、これを日本に誘致するという話がありまして、これは非常に重要だ、いわゆる物理学のためだけじゃなくて、経済成長論としても物すごい大事な話で、こういうことにやはり力を入れないといけないというのがきょうの
ILC計画については、素粒子物理学分野の国際コミュニティーによりグローバルプロジェクトとして二〇一三年六月に技術設計報告書、TDRが発表され、また、ILCに関する国際コミュニティーにおいてはILCを日本に建設することが提案されております。国内研究者による立地評価委員会は国内候補地を東北、北上山地が最適であると評価し、ILCの我が国への誘致を推進する動きが今活発化されております。
そして、日本学術会議、この点において、国際リニアコライダー計画における所見、ILC計画の素粒子物理学としての学術的意義は認めつつ、巨額の財政的負担が生じることから、ILCへの資源配分による諸学術分野の停滞を招いてはならないとの見解も示されております。
○政府参考人(小松弥生君) 議員御指摘のとおり、このILC計画におきまして標準理論を超える物理の発見があった場合には、素粒子物理学上の科学的意義は大きいというふうに考えております。
そのため、まずは、素粒子物理学分野で実績のある米国、欧州との間でさまざまな機会を活用して情報交換を行っていくこととしておりまして、米国とは私とモニーツ・エネルギー省長官との間でことしの一月に、また、欧州とは事務レベルで、継続的な情報交換の実施について合意したところであります。
特に、素粒子物理学で実績のある米国、欧州との間で情報交換を綿密にやっているところでございまして、下村大臣も、モニッツ米国DOE長官との会談でその問題について話し合ったり、いろいろなことを現在しておりますが、非常に、国際的な経費分担、日本がどのくらい分担、本当にみんながこの費用をある程度平等というか、そういう費用を分担するのかとか、そういうところがまだかなり不明でございますので、きちんとそういうことを
やはり、物質・生命科学研究、原子核・素粒子物理学の高度な研究施設であるからこそ、安全基準はより一段と高めるよう徹底していただくことをお願いいたしまして、質問を終わりたいと思います。 ニフェーデービタン。
その中には、原発大国であるフランスの高校の教科書には、極めて明快にプラスとマイナス部分が書いてあり、基本的な素粒子物理学の原理や、広島での原爆の写真、チェルノブイリ事故の写真なども入っているそうです。最後に、これは正しい、これは間違い、これはまだわからないという客観的な情報もきちんときれいに整理して書かれている、論理的であり、大変ページ数も多いと聞いております。
いずれにしても、日本、アメリカ、あるいはヨーロッパなどにおいて、各国の研究者が、競って素粒子物理学の次世代加速器としてこの研究開発を進めている事業であります。ただ、このリニアコライダーの建設には、御案内のとおり、莫大な費用がかかります。
基本的な素粒子物理学の原理、それから広島のあの原爆の写真、それからチェルノブイリの事故の写真、全部入っています。それで最後に、これは正しい、これは間違い、これはまだわからないときれいに整理して書いてあります。極めてロジカルな、それでページ数もすごく多いですね。 それに比べると、今、日本の教科書というのは、崎山元委員がおっしゃったようなことです。非常に違いがあります。
国際リニアコライダー計画は、全長約三十キロメートルの線形加速器を地下約百メートルに設置し、電子と陽電子を光速に近い速度まで加速し衝突させることで、宇宙の始まりに匹敵する極めて高いエネルギーの状態をつくり出し、宇宙創成の謎を解明することを目的とした、素粒子物理学分野における大規模な学術研究の構想であると承知しております。
文科省としては私の下に、今、研究振興局の下で、国際リニアコライダーを含む素粒子物理学分野において是非、今後どういう方向に行くのか、こういうことで今調査研究をさせていただいておりまして、研究費及び地質の調査を含めて五億円を計上しておりまして、今後、非常に重要な方向性を示唆するものと思っておりますので、注視をしていきたいと思っております。 先生にも御支援を賜りたいと思います。
これは、我が国の素粒子物理学の分野で多くの実績を上げている中で、この国際リニアコライダー、ILC、全長三十一キロから五十キロの直線衝突型加速器を中心とした大規模研究施設のことで、世界じゅうの研究者が協力して、世界で一カ所だけ建設するということで今検討されているわけです。
これはよく御理解いただきたいんですけれども、例えば、私どもが何十年もかけてニュートリノという素粒子のことを調べてまいりまして、日本の素粒子物理学でニュートリノに関する研究というのは世界を圧しております。では、例えば、ある種類のニュートリノが生まれて、それが飛んでいる間にほかの種類に変わっちゃうよというようなことを発見したとしても、産業界に何の役にも立たないんですよ。